セーラースーツ着用女子訓練4年生の少女兵
佐藤朱美 16歳
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地上軍女子訓練生用特殊戦闘服 通称「セーラースーツ」
地上軍所属の女子訓練生が戦地等での各種実習の為に着用するのが、
「セーラースーツ」と呼ばれる特殊戦闘服。
スーツの基本的な形状は、女子学生が着ているセーラー服に似ており、
薄手の全身を覆うアンダースーツ・特殊繊維の生地で出来ているレオタード状のボディースーツ・兵科別に色わけされた襟・各学年ごとに設定されたリボン・合革製のグローブ・ブーツで構成されている。
女子訓練生は1年生から6年生の5学年で編成されており、13〜18歳の中高生位の少女達が所属していた。
まだ幼く可憐な少女達が着用して使用する物の為、可愛らしく出来ており戦闘服といっても、とても実戦では使用できる物でも無く、軍上層部も使用するつもりは無かったのだが・・・
戦争が長期化し戦況が悪化した戦線では人員不足の為、実習で前線に派遣された訓練生を男女問わず強制的に第一線で戦闘に従事させる事も有った.。
物資が不足していた前線では装備が足りない為、女子訓練生達は必然的にセーラースーツを着用して戦闘に参加する事になった。
女子訓練生の10代半ばの少女達は、強化FRP製のヘルメット・制式小銃と予備弾薬・
サバイバルキットが入ったランドセルを支給され、最低限度の装備を施された少女達は、
特別攻撃隊を編成させられ戦場に向かった・・・
最前線の戦闘は苛烈で、通常の戦闘服でも死傷者が多いのに生地の厚さが3〜5mm程しかないセーラースーツを着た少女達が無事な筈も無く、多くの少女達が爆発の衝撃波や、砲弾の破片等でスーツごと柔い肢体を切裂かれズタズタになってしまった・・・
女子訓練生達の特別攻撃隊が参加した戦場では、純白のスーツを真赤に染上げ、
頭部が吹き飛んだり、胴体が引裂かれて内臓が溢れ出たり、
スーツが引裂かれまだ膨らみかけの乳房を露出させ、死に切れない少女達が苦痛や恐怖の悲鳴を上げ、元気で明るかった乙女達が、次々に死んでいった。
そして、戦闘が終了した戦場には白いスーツを纏った少女達だった物体が自ら作りだした血溜まりの中に散乱していた・・・
佐藤朱美は、女子訓練4年D組所属の16歳の女子訓練生。
朱美達、女子訓練4年D組は前線での実習中に強制的に実戦部隊に編入され、
4年D組20名の少女達は女子特別攻撃隊を編成し最前線の戦場に投入された。
部隊は短時間の戦闘で壊滅し、4年D組の20名の少女兵達は殆どが戦死もしくは行方不明になり、朱美も未帰還者リストに掲載された。
数日後、戦場掃除で朱美の戦死体が発見され、白いスーツごと引き千切られた
大人の女性に成りかかった少女の無残な状態の遺体が回収された・・・
END
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