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学校の花壇で、芝生を焼いていた深見たまねは、
たまたま通りかかった数学教師の福島千尭に汗を嗅がれ
「たまちゃん、バイトしてみる?」
といはれた。特に断る理由もないので、そのアルバイトとやらを聴くと、千尭は
「基本的に農作業」である旨を説明し、
「作業服はゴムだから」
と言った。
しかるべき施設へ赴くと、千尭は「胸部へ釣り鐘状の乳房っぽいもの」と「股間に張り型」が付いた、ゴム製と思はれる奇妙な服を身につけて迎へ、
「来たー 脱いでー」
逡巡するたまねを裸にし体毛を剃り体を洗ひながら
「人間は 股間と脇下にあるアポクリン腺からフェロモンを分泌してるんだけど、全身にあるソレ以外の汗腺から、出る可能性は一応0ぢゃないから、人によってだけど」
たまちゃんはありそうね と言って、そのラバースーツを貼付け、
自転車漕ぎをさせる。
しばらくすると、ラバーが蠕動し、排出する体液をすすり上げる。
その異様な感覚に責め苛まれながら、メニュウをこなして、休息の後、千尭はおのれの胸部の突端から漏れる液を器に入れ、
「かういふのがでるのね」
手に渡される。訝しく見ながら、顔を近づけると酸味のある芳香が出る。胸を高鳴らせるたまねの股間へ、千尭はてきぱきと搾乳機を付ける。同構造であるらしい乳頭を刺戟し、出る液を舐めた千尭は、赤面するたまねをよそに、
「んー taste so good」
乳首にも付け、機械を動かすと、透明な液体が排泄される。
「ひゃうっ」
体躯を折って悶えるたまねの手からコップを取った千尭は、興奮する顔でたまねの顔へ液をかけ
「こんだけ出れば合格よ。」
顔面にかかる液を舐めながら、たまねは恍惚と天井を眺めていた。
翌日、頭髪も剃り取り腸内の細菌を特殊なナノマシンに変へ、全身をラバーで覆ったたまねは、浮き草の形をした稲の繁茂する池へ入り、藻、その他の浮き草、害虫を取る作業に入った。
リン酸液を垂れ流しながら野良を終えると、三つの器官へ自ら器具を取り付け、そのフェロモンを出す。
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