完全自殺白書

①ドアノブ首吊り自殺

苦痛度★★☆☆☆
手間度★★☆☆☆
確実度★★★★☆
迷惑度★★☆☆☆

現代住宅の適切な場所はベランダ、ドアノブ、ベッドなど地面より１ｍくらいの高さに頑丈なベルト等をくくりつけ、支点に背を向けた状態で腰を落として行う。
芸能人がよく使う最も簡単な方法。

②水クッション自殺

苦痛度★☆☆☆☆
手間度★★★★☆
確実度★★★☆☆
迷惑度★☆☆☆☆

シンナーやフロンガスなど意識を失う可能性が高い薬物をビニール袋に入れ、それを可能な限り吸い込み、水を染み込ませたマットやクッションにうつぶせに倒れる方法。
事故として処理される事が多い。

③低体温自殺

苦痛度★★★☆☆
手間度★★★☆☆
確実度★★☆☆☆
迷惑度★★☆☆☆

アルコールなどの体温が高く感じられる飲み物と睡眠薬を併用し、５度以下の気温の中で眠りに入ると低体温症を起こし死に至る。
人間は体温が３０度を下回ると低体温症になり、２０度以下になると致命的となる。

④練炭自殺

苦痛度★★★★☆
手間度★★★★☆
確実度★★★★☆
迷惑度★★★★☆

車の中など密閉した空間で、練炭を炊き不完全燃焼させ一酸化炭素を発生させる方法。
一酸化炭素は低濃度でも危険な気体であり、高濃度であれば速やかに意識を失う。
車中で徐々に発生させる場合は、四肢の痺れから始まり、呼吸器の麻痺がゆっくりと起こるために苦しむ事も、もがく事も出来ず、動けないまま長時間かけて弱り死ぬ可能性が高い。

⑤感電自殺

苦痛度★★★★☆
手間度★★★★★
確実度★★☆☆☆
迷惑度★★★★☆

一般的な家庭用コンセントでは電圧が低く難しいが、例え１００Ｖであっても両脇の下に針を刺し、電極を双方に付けしっかりとガムテープなどで固定した後、コンセントに入れると絶命する。
死後もずっと電気が流れている為、遺体発見者が二次感電する可能性が高い。

⑥硫化水素自殺

苦痛度★★★★★
手間度★★★☆☆
確実度★★☆☆☆
迷惑度★★★★★

イオウ系入浴剤と酸性トイレ洗剤を混合すると発生する硫化水素にて自殺する方法。
最後まで爆発性の猛毒ガスを残す。
気管支が腐食され激しく痛み、空気を吸いながら溺れていく上に意識は最後まで明瞭で苦痛度がかなり高い。

⑦燃料アルコール自殺

苦痛度★★☆☆☆
手間度★★☆☆☆
確実度★★★★☆
迷惑度★★☆☆☆

先に吐き気止めを飲んでおき、燃料アルコールにヨーグルトないしシロップを大量に加えると酒と区別がつかない程度になる。
一気に飲むと体内に入ったメチルアルコールが徐々にホルマリンやギ酸に変わり中毒症状を引き起こし速やかに死に至る。
苦痛は比較的少なく、コップ一杯程度で致命的。

⑧市販薬自殺

苦痛度★★★☆☆
手間度★☆☆☆☆
確実度★★☆☆☆
迷惑度★★☆☆☆

（リアップ）
発毛成分ミノキシジル配合の散布育毛剤。
１～２本一気飲みすると３０分程で急激な血圧低下が起こり、単品よりも低血糖を起こす薬などと併用すると死に至る可能性が高い。

（ドリエル）
およそ１００錠から危険で目眩、頭痛、視力低下などが起こり、気絶すれば安楽。
早期に痙攣が起こると気絶している余裕はなく、そのまま苦痛が２～３時間続き心停止する。

（ガスター）
約１００錠で致命的で、縮瞳、呼吸困難、嘔吐などを繰り返し低血糖を起こして気絶し心停止する。

（バファリン）
およそ５０錠～１００錠で致命的で血液が徐々に酸性になり、体中の神経が刺激され激痛を伴いながら気管支などから出血し死に至る。

⑨毒草自殺

苦痛度★★☆☆☆
手間度★★☆☆☆
確実度★★★★☆
迷惑度★★☆☆☆

（トリカブト）
園芸店で購入可能で根塊を一つ砕いて飲めば即死。
作用は劇的で数分で猛烈な痙攣、血圧上昇が起こり壮絶な苦痛を伴い死に至る。

（シキミ）
生の植物でありながら、その果実が［毒劇物］として認定。
その実は２～３粒すり潰して飲むだけで致命的。
独特の芳香成分があり口当たりは悪い。
墓地や公園に植えられていて緑地公園で見つける事ができる。

（チョウセンアサガオ）
草全体に毒があり、特に実や種に高濃度のアトロピンやヒヨスチアミンという幻覚性成分が含まれている。
葉であれば１０枚程度、実であれば２つ程度をすり潰した物を飲むだけで３０分後には前後不覚の朦朧状態になる。
他の薬と併用する事で致命率が上がる。

自殺者の職業

①位．無職
②位．非雇用者・勤め人
③位．主婦・自営業者
④位．学生
⑤位．不詳

自殺者の約６割近くが無職である。
自営業者の自殺は経済不況と関係深い。

自殺者の職種

①位．事務員
②位．林業・漁業・農業
③位．土木建築業
④位．販売店員
⑤位．会社役員

事務職は高慢な上司と無能な部下に挟まれやすく切り捨ても頻繁でありストレスが溜まる。
②位、③位は不況の影響をもろに受けている。

自殺の動機

①位．健康問題
②位．経済問題
③位．家庭問題
④位．職場問題
⑤位．男女問題
⑥位．学校問題

健康問題を悲観して自ら命を絶つのは５０才以上の男性である。

自殺者の年齢

①位．５０代
②位．６０代
③位．４０代
④位．３０代
⑤位．７０代
⑥位．２０代
⑦位．８０代
⑧位．１０代

健康保険の値上げや年金問題などの事情が５０代、６０代を直撃し自殺へと追い込んでいる。

自殺者の性別

①位．男性
［①首吊り・②練炭・③飛び降り］
②位．女性
［①首吊り・②飛び降り・③入水］

いつの時代もどこの国も自殺者は、女性より常に男性が２倍多い。

自殺の多い月

①位．３月
②位．４月
③位．５月
④位．６月
⑤位．１月

年末から２月は経済的に困窮する人が多く、なんとか堪えしのぐも、その我慢の限界が３月に来てしまう。
また３月、４月は受験、就職など、人生の明暗がはっきり分かれてしまう。
５月は五月病のストレス、新しい環境に馴染めず死を選択する人が多い。
ちなみに１２月は自殺が最も少ない月である。

自殺の多い都道府県

①位．東京
②位．大阪
③位．神奈川
④位．北海道
⑤位．千葉

自殺者は人口密集地の関東、都市部に集中するが、北海道が④位なのは、冬が長いと気が滅入るという心理的影響だろうか？。

自殺率の高い都道府県

①位．秋田
②位．青森
③位．岩手
④位．島根
⑤位．新潟

自殺率とは全人口１０万人当たりの数で東北が上位である。
これは東北地方が高齢化と不景気、さらに東日本大震災が重なり経済問題で追い込まれる人が多い事を意味している。

自殺の多い国

①位．ロシア
②位．ハンガリー
③位．日本
④位．フランス
⑤位．韓国

日本は１９９５年のバブル崩壊以降、自殺率は上昇傾向にある。
経済状況と自殺は密接関係にある。