新帝国ギアの幹部、メッツラー。身体を自由に変形させて巧みに隠れる能力を持っていた。 バイオキラーガンを手にバイオマンたちを狙い、ブルースリーが狙撃される瞬間、イエローフォーが飛び出し、バイオキラーガンの反バイオ粒子を浴びてしまった。 反バイオ粒子はバイオマンのもつバイオ粒子と対消滅し、その際にエネルギーを発する。 バイオスーツに包まれたイエローフォーのからだは熱を帯び、あつく身悶えた。 「は… ううっ…」 たった数秒でイエローフォーは性的絶頂にたっしていた。全身を貫く快感と陶酔感に耐えられず、その場に崩れ落ちる。 勝ち誇るメッツラーはさらに次の目標を狙うが、再び立ち上がったイエローフォーがしがみつき、もう隠れることはできない。 そしてレッドは身動きの取れないメッツラーに必殺の一撃を放ち、バイオマン達は危機を脱したのだった。 爆発が収まるとメッツラーの破片のなかにイエローフォーが倒れていた。 メッツラーの左腕のメッツラークローがイエローフォーの首筋に食い込んでいて、外す事が出来ない。 動かなくなったイエローフォーはバイオベースに運ばれ、メディカルルームに運ばれた。 しかしヘルメットのPCにアクセスしたピーボの宣告は無情だった。 「ダメだ。イエローフォーは死んじゃっている。」 バイオスーツの機能は停止し、変身を解除することはできなかった。 首筋にくい込むメッツラークローを除くと一見無傷のままのイエローフォーだった。 しかしヘルメットを外すと、あふれ出てきたのは、大量の血だった。 |