新しい入植星の上空に浮かぶ軍研究施設に警報が鳴り響いた。
小型突撃艇の襲来、そして敵船より躍り出る襲撃者が3。
施設外壁に近すぎるため戦闘艇による迎撃は危険すぎたためスーツに身を包んだ30名を超える兵士たちが迎え撃った。
だが襲撃者たちの無重力戦闘の技量は常軌を逸するものだった、わずか数分の戦闘ののち施設周辺宙域には警備兵たち・・・いや、警備兵だったモノが漂うこととなった。
襲撃者三人のうち二人は施設侵入のためハッチの解放準備にかかる。
残る一人は最後の警備兵をあっさりと射殺し仲間のもとへと向かって行った。
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