ぴっちりスーツではないですが、内部にラバースーツのようなインナーを着ているという設定です。
後ろに貼ってある写真の内容を順に紹介していきたいと思います。
(画像をクリックすると元サイズになります)
かつて強大な軍事力で世界を支配していた帝国軍と反乱軍との戦争は、帝国軍のとある事件から内部崩壊を起こし反乱軍の勝利に終わった。
そして戦争終結から数年経ち、朽ちた帝国軍の基地の解体のために内部を調査していると地下に広大な実験施設が発見された。
何やら様子がおかしい。ただの実験施設にしては空気が重い。そして調査を進めると奥に厳重なロックを掛けられたフロアを見つけた。基地の老朽化からかロックは簡単に開いた。
そこで壁に張られた写真や記録端末などからおぞましい事実が判明した。
ここは細菌兵器や新装備の人体実験をするエリアだったのである。
そしてその内容も常軌を逸脱したおぞましい物であった…
※ここからは冒頭の女性捜査官の視点です。
(画像をクリックすると元サイズになります)
施設のデータ端末には帝国がこれまで行ってきた数々の人体実験が記録されていた。もはや実験どころかただの殺戮だった。
戦闘狂になるが、その後かならず死ぬ薬や人と動物のキメラ兵器などいくら戦時中だと言っても人間だとは思えないものばかりで、見ていられなかった。
その他にも私は帝国軍が滅んだ理由を調べるべく端末からさらに帝国軍が使っていたデータベースにアクセスしようとしたときだった。
「ポロン♪」
と静かな部屋に鳴り響いた。
使われてないはずの端末にメールが届いた音だった。怪しいのはわかっていたが情報があると思い、私はそのメールを開いてしまった。
差出人は不明、本文はたった一行だけ
「知りすぎたのだ」
と書かれていた。
その意味を理解した瞬間、目の前の端末から青白い閃光が広がっていった。
私が最後に見たものはスローモーションに体から剥がれていく防護服とインナーのラバースーツだった。
つづく?…のか?
|