回収されたMSのコクピット内で発見された連邦軍女性パイロット




キョウコ・イズミ伍長 18歳



U.C 81年5月 L2の暗礁宙域で1機の小破したRGM-79Cジムが発見回収された。

機体は、ほぼ無傷だったがコクピット付近に小口径砲弾が被弾した痕が有った・・・



回収された機体のコクピットからは、ピンク色の連邦軍女性用ノーマルスーツを着用した

女性パイロットの遺体が発見された。



ピンク色のノーマルスーツを着用した女性パイロットは、ノーマルスーツごと肢体をズタズタに切裂かれ絶命しており、

その女性パイロットは、機体が被弾しコクピットの一部が破壊された際に発生した破片によって致命傷を負い死亡したと推測された。



機体のデータバンクや遺体が身に着けていたID等によって、無残な死体となっていた

女性パイロットの身元が判明した・・・



憐れな女性パイロットは、地球連邦宇宙軍 コンペイトウ鎮守府所属練習艦「カシマ」の

MSパイロット訓練生「キョウコ・イズミ伍長」18歳だった・・・



イズミ伍長は、UC81年4月27日 1430「カシマ」から僚機4機と訓練の為、発艦。

訓練中、イズミ機は行方不明になり「カシマ」や付近の宙域の艦船によって

イズミ機の捜索が行われたが発見されず、4月30日捜索は終了されイズミ伍長はMIA認定された。





回収された機体のデータバンクの解析によってイズミ伍長の最期も判明した・・・



イズミ伍長の搭乗機は訓練途中に、機体の管制コンピューターに異常が発生。

その為、僚機の編隊から取り残され、単機行動中に暗礁空域に潜むジオン残党の攻撃を受け機体が破壊されイズミ伍長は戦死したと推測された。



18歳のまだ少女の様な女性パイロットの死体を検死した結果、即死では無く 

被弾負傷後、数分は生存しており想像を絶する苦痛を受けながら死亡したと推定され、

又、死亡する数時間前に初めての性交を行った事も判明した・・・・



イズミ伍長の死体は検死後、洗浄、薄化粧を施され最期に装着していたノーマルスーツごと遺族に引き渡された。





機体のデータバンクに残されていたイズミ伍長の最期の言葉:



「ハァ、ハァ、ハァ、

ヤ、ヤダ・・・ わ、私こんな所で死にたくないよ・・ 

 お、お兄ちゃん、お姉ちゃん・・・ キョウコまだ死にたくないよ・・・ 

 カトウ君・・・ ま、また抱いて欲しいよ・・・ セ、セックスしたいよ・・・

 まだ、18だよ・・・・ 戦争も終わったのに・・・

 こんなのって、こんなのって・・・

 ま、まだ、し、死にたくないよ・・・・・・・・・・・・」



 以降、無音・・

 

END



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