灼熱の原子炉建屋内 度重なる暑熱順化訓練を終えて、いよいよ気密防護服を着てのミッションに挑む上田奈央。 しかし待ち受けていたのは想像を超える灼熱と高濃度の放射線。気温は47度にも達し、 ただでさえ暑苦しい防護服に身を包んでいる彼女にとって、あまりにも過酷な環境だ。 さらに舞う粉塵で視界も悪く、作業に時間がかかる。 そうする間にもバックパックの酸素ボンベの酸素残量は減り続け、タイムリミットが迫る。 灼熱と防護服の不快感の中での過酷な作業をこなし、ようやく最後のベントへと辿り着いた奈央だったが、 弁のハンドルが固着し、なかなか回らない。奈央は疲れ切った華奢な身体と精神にムチを打ち、 何とか最後のベントを終え、帰路に着くのであった。 というお話です!前回の投稿からかなり時間が空きましたが、今回の絵は前作の続きとなっております! |